住所や郵便番号がかけない？

　昨日より年賀状の受付が始まったようですね。三学塾では年賀状をお送りしておりませんので予めご了承ください。

　年賀状といえば塾長が小学生の頃は，同じ学年のよく遊ぶ友達や同級生に毎年書いてました。裏面にはその年の干支のイラストが載ったものでしたが，それだけでは面白くなかったので，空いたスペースにそれぞれ一言ずつ添えていたことを今でも思い出します。その年の流行語を全部使って分を考えたりしていたのが結果として文章を組み立てる練習になっていたのかもしれません。

　しかし，昨今では年賀状を書く事も減っているようで，自分の住所や郵便番号がかけない子どもが増えているように感じます。中には電話番号すら知らない子どもも増えている様で時代が変わって常識も変わっていくのだと実感します。

　しかしながらそういった行事を通じて学ぶことを別の形で学ばなければ知能は失っていきます。昔は年賀状を書くという行事や、近所のおじさんに怒られるといった経験を通じて、自然と一般常識とされる知識や社会のルール，善悪の判断といったものが身についていました。今はそういう事がないため，親や教師がそのような行事などから学ぶ機会を別の形で与えて，成長をサポートしていく必要があると思います。教育の正解は時代と共に変化していきますので，今の子に何が必要かについて常にアンテナは張っておきたいですね。