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【紹介】2026年共通テスト数学Ⅰ・A

 毎年やっておりますが,今年も塾長とその友達で共通テストを解く会を行いました。例年の如く問題を解いてみると「いい問題だなぁ」と感じる問題や出題者の意図が読み取れない問題等さまざまあり,お互いの教育観を共有する良い会になりました。

 昨年に続き,私が今年の共通テストを解いた感想を書いていきますので,興味がある方はご覧ください。今回は共通テスト数学Ⅰ・Aの問題となります。やや上からのような表現になってしまっているのは教材会社で問題を作っていた経験があり,その時の影響ですのでご了承ください。


 大問1〔1〕集合と命題 普通

 集合の基礎知識が問われた問題。ぱっと見難しそうに見えるが,問題の流れから答えの予想ができる。数学的な集合のイメージが持てるかどうかが正答率に影響したと思われる。


 大問1〔2〕図形と計量 やや難

 三角比を用いた図形の問題。序盤は公式を聞かれているだけで容易に回答ができるが、後半は点の位置や図形の形から判断を求められるため,多くの受験生は時間を取られたと思われる。答えは出せるが時間を多く要してしまうため,速く解こうと思うと難易度が上がるという意味で難易度はやや難にした。


 大問2〔1〕2次関数 やや易

 2次関数の最大最小に関する昔からある問題を一気に全部問われたような問題。問題数の都合もある中で出題者の問いたい事が詰め込まれた分かりやすい問題だった。定義域ごとに最大値最小値を求める演習をしていれば難なくとけたと思われる為難易度はやや易しいにした。


 大問2〔2〕データの分析 普通

 表からの読み取りも難しくなく,定義を知っていれば解ける問題。(ⅲ)の問題は出題意図が読み取れなかった。文章量も表もデータも多いため,必要な箇所を素早く読めるかが回答時間に影響したと思われる。


 大問3 図形の性質 やや難

 三角形の五心や立体の見方などを組み合わせた問題。書き込みながら解き進めてその図から気付けるかどうかを問われるような面白みのある良問。だが,立体が苦手な受験生も多いため平均点は高くならないと思われる。


 大問4 確率 やや難

 状況自体は非常に複雑な問題。誘導と問われている状況で問題を簡単にしようとしたと思われるが,そこに気付けなかった受験生も多いと思われる為難易度はやや難とした。


 まとめ

 全体的に時間を要する問題が多いように感じた。ニュースで平均点が低かったといわれた理由の多くはこの時間配分の点ではないかと思われる。受験対策としては誘導に従って回答を進めることに慣れておくと回答スピードも上がるためその演習を行うと良いと思う。また,普段の授業で応用例題が出たときに回答を見る前に自分で解くことを繰り返しておくとその練習にもなるためやっておきたい。


 

 
 

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