12月も中盤に差し掛かり冬期講習のお問い合わせも増えてきております。今回はじめて塾を探されている方もいるかと思いますので，学習塾の面談前に知っておきたい事で見落としやすい観点をいくつか紹介しますので参考にしていただければと思います。

　〇〇まであと△△日という表現は結構使われますよね。楽しみにしているものが販売されるときとか，映画の公開日とかで聞いたことがぱっと例に上がると思います。ただ学校現場や塾でよく耳にするのは「三重県立高等学校後期選抜まであと100日」などの焦りを生むフレーズです。頑張りすぎて一日５時間も寝れていないような子には逆効果ですが，多くの生徒には刺激になりさぼろうとする気持ちを払う事が出来ます。モチベーションのキープに上手く使っていきたいですね。

　小学生にとっては◎の数の変化が気になっている頃と思います。保護者の方に置かれましては担任のコメントに必ず目を通す様ご注意ください。対応が必要な場合もありますので，不安でしたら面談の時に聞いてみるといいと思います。 　中学校１年生にとっては２回目の成績返却。成績が下がってしまった人は授業の受け方，テスト勉強の仕方，提出物の取り組み方を改善して３学期に取り返しましょう。成績があがった人は今の調子を保てるように勉強のペースは崩さない様にしていきましょう。

　塾の近くの白子中学校では２学期期末テストが今日まで行われておりましたね。２学期期末テストおつかれさまでした。万全の準備で挑めた人もそうでない人もいるかと思いますが，自分の課題を見つけてそれを直していく少ない機会です。今回の反省点は次回にいかしていきましょう。

三学塾では，今年も小学生と中学生を対象に冬期講習を行います。学習の流れは通い放題コースとほとんど同じで 　解く　⇒　解説動画　⇒　わからなければ塾長に聞く，わかれば次に進む という流れです。中学３年生に関しては受験が近いため，適した教材を探して映像学習の無い教材を使う可能性もございます。 　通塾生には日にちが近づいた頃にスケジュール表をお配りします。新規の方はご不明点もあると思いますのでお気軽にお電話（080-7146-6546)ください。

　先日文部科学省から「令和６年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果」が発表されましたので，それに関することについて三重県のいじめと暴力件数に絞って書き溜めます。 　いじめの認知件数について 　1000人当たりのいじめの認知件数は全国平均が61.3件であるのに対し，三重県は34.0件と低い数値にあり全国で11番目に低い数値です。この結果の捉え方は難しく，単にいじめが少ないのか，いじめと判断されるハードルが高いのか，そもそもいじめに気付けないのか様々な捉え方ができますが，認知件数が多いという事は「初期段階のものも含めて積極的に認知し、その解消に向けた 取組のスタートラインに立っている」という事なのでもう少し数値が上がってほしいところです。