【紹介】共通テスト数学Ⅰ・A
- 三学塾塾長
- 1月27日
- 読了時間: 2分
2025年1月19日(日)共通テストでしたね。塾長は大学時代の友人と毎年解いており,先日今年分を解き終わったのでその感想を書きたいと思います。(塾は小学生,中学生対象です。白子中近くにお住まいの高校生で数学に困っていたら空き時間に教えれますのでご相談ください。)
大問1
難易度がやや易しいようにも感じたが,例年通りの点数になると思われる。誘導に従って計算や考察をすれば必然的に答えまで行けるので,問題演習を繰り返すことで点数が取れるような内容と思われる。
大問2
花子さんと太郎さんの会話はさておき,2次関数の色々なアプローチができる問題で難易度も高くない。データの分析にかんしては外れ値や仮設検定も組み込まれており目新しく受験生の正答率が気になる。それと同時に,(3)は無理やり問題にした感じが伝わり違和感があるが,数学Ⅰ・Aの範囲では仮設検定で問える内容が今回の難易程度であれば今後の指導がしやすいと思われる。
大問3
立体の問題は点数が伸びない印象ではあるが,誘導もあるためある程度の点は残せる問題。また,立体が絡む問題は選択問題のためそこまで点数はひらかないと考えられる。図形の性質をしっかり演習していれば解ける問題ではあるが,最後の垂直を示す問題は少ないため,そこだけ丁寧に演習しておくと対策できると思われる。
大問4
典型的な確率の問題。問題文を誤って解釈した場合,すぐに解答欄と合わなくなるため,軌道修正はしやすいように思われる。妥当かどうかの問いに関しては値が出てから大小関係を見るだけの問題のため,2回も解答欄を使わなくても良いように思われる。
全体を通して難しい問題は少なく感じました。また易しすぎる問題が増えている様にも感じるため,平均点だけなら例年より数点高くなるものの上位層の差はそこまで変わらない様に感じました。
