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【紹介】三重県公立高校前期選抜(数学)


三重県高校入試前期選抜数学

 

 三重県公立高校前期選抜の結果発表が来週に控えております。受験した人は緊張の最中と思いますが,今は勉強に集中して引き続き頑張りましょう。

 先月共通テストの感想を書いておきながら,前期選抜の感想を書いていなかったので覚書きとして記入します。来年受験を控えている中学2年生でも解ける問題が多いので一度は解いておきましょう。もし問題の解説をしてほしい等ありましたら塾までご連絡ください。ただ働きですが数学は好きなので歓迎します。それでは以下解いた感想です。


 大問1

  形式も難易度も傾向も概ね例年通りです。簡単な計算問題で落とす事なく早く正確に解けるよう演習を繰り返したいのと,毎年恒例の作図が出題されているので様々なパターンの問題に事前に触れておきたいですね。


 大問2

  2022度数分布→2023度数分布→2024箱ひげ図 と来ていたので今年も箱ひげ図かと思いましたが度数分布でしたね。出題内容はよくある穴埋め問題ですが,落ち着いて条件から求めれたかどうかで(3)にかかる時間が変わったと思います。


 大問3

  例年より条件が分かりやすくやや易しい問題でした。(3)の「以下」を含み忘れるともったい無い問題なので,ケアレスミスをしないよう注意したいですね。


 大問4

  よくある動点の問題。2022年以来の出題と思われる。(2)まではそれぞれの条件のときの図形を図示しながら考えれば答えを導けるが,(3)は面積の求め方で相似に気付けるかで点数に差が開くと思われる。(4)では例年通り「すべて」にアンダーラインが引いてあるため,複数回答があることはわかる。計算過程で時間を使いすぎないように注意したい。


 大問5

  ここで一次関数の問題。「道のり」「速さ」「距離」に新しい概念の「燃料」が入り複雑な問題。シンプルな内容ではあるが意表を突かれた生徒も多いと思われる。中学2年生の長期休暇などでこういう複雑な問題にとりくんでおくと慌てず取り組めると思われる。


 大問6

  毎年ある証明。大問の最後にあるが内容はシンプルなので落ち着いて取り組みたい。十中八九(1)で証明したことは(2)でも使うので,それを基に考えると答えにたどりつけると思われる。


 最後に全体をとおして過去回との大きな乖離は無いが,時間配分だけ気を付けたいと感じた。中学1年生や中学2年生は今年学んだ内容の基礎をしっかりと固め,春休みには少しひねったパターンをいくつか見ておくと全体の対応はできると思われる。まだ基礎ができていない生徒はどこから躓いているのかを早いうちに遡り,基礎の徹底を行っておきたい。

 今回上手く大問5等やや難しい問題もあったため,上手くいかなかったと感じている人も気を落とす必要はなく,今できることをしていこう。

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昨年度の紹介にも載せました「鈴鹿市の新たな小学校」の名前が決まったようです。その名も天栄小学校。天栄中学校もあるため覚えやすくていいですね。令和8年4月に開校する予定みたいなので,今の小学校中学年から新しい学校に移る形になります。学校設備等については行政がしっかりやってくれると思いますが,通学路等は実際に通う立場にならないとわからない事も出てきますので,保護者と学校と連携していきたいですね。

 
 

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